スーツを長持ちさせる3つのコツ【おすすめのお手入れグッズも紹介】

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気に入っているスーツや高級スーツは、可能な限り長時間着られるように、メンテナンスをすることが大切です。

そこで、スーツを長持ちさせるためのコツや、メンテナンスに必要なアイテムを紹介します。

目次

スーツを長持ちさせる3つのコツ

  • 着まわす
  • ハンガーにかける
  • 天日干しをする

スーツを長持ちさせるコツは、着回すことと、しっかりとハンガーにかけること、天日干しすることの3つです。

①スーツは「着回す」ことが鉄則

上質なスーツであれば、自然と長持ちするという話を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

しかし、どれほど上質なスーツであっても、毎日着用していれば経年劣化は避けられません。可能な限りスーツを長期間着用したいのであれば、高級なスーツを1着購入して毎日着用するのではなく、ある程度品質が良く、購入しやすい価格のスーツを数着所有することがポイントです。

②どんなに疲れていてもスーツはハンガーにかける

どれほど疲れて帰宅しても、スーツはしっかりハンガーにかけましょう。仕事から帰宅し、疲れていると動きたくない、ハンガーにかける作業も面倒になってしまうといったケースは多いです。スーツを脱いだ状態で放置するとシワが付き、スーツが劣化する原因になります。

Suit Hub編集部

ハンガーは型崩れを予防できる木製で、太さもある物や、スーツ専用のハンガーを用意しましょう。

③スーツは定期的な天日干しで寿命を延す

スーツは定期的に天日干しすることで、長持ちさせることにつながります。

天日干しは晴れた日に、部屋の窓を開け風通しを良くした状態で、クローゼットから出したスーツを直射日光に当たらない場所にかけておくだけの簡単な方法です。

虫食いの被害を予防したり、虫食いやカビの発生を予防することにつながり、スーツを長持ちさせることにつながります。

スーツを長持ちさせるためのお手入れグッズ

スーツを長持ちさせるためには、丁寧に手入れをすることも重要です。必ず用意しておきたいお手入れグッズを3つ紹介します。

ブラッシング

スーツのお手入れをする際の基本は、着用した後には必ずブラッシングをすることです。

スーツの汚れやほこりを除去する際に必要なブラシは、化学繊維で作られた物ではなく天然の馬の毛や豚の毛などを使用した物を用意しましょう。

スーツの素材はウールであり、布は呼吸しているため、汚れやホコリが付着した状態で放置すれば、生地が回復できずシワになり長持ちさせられなくなります。

まずは、上から下にかけて繊維に沿って前面から、撫でるようなイメージで力を入れずにブラッシングをします。

ホコリが付着しやすい方は重点的に行い、ラベルは裏側に手を当ててブラッシングをしましょう。襟はめくって、返り線の部分も汚れやホコリがたまりやすいため注意が必要です。

上衿は立てたままラベルには手を添えて、返り線上の部分を下に向かって優しくブラッシングします。後ろ側も同様に、上から下に優しくブラッシングをしましょう。

霧吹き

スーツにできたシワを解消する際には湿気を与えることが大切であり、100円ショップやディスカウントストアなどで販売されている霧吹きが役に立ちます。

膝や肘はシワができやすい場所ですが、当日のうちに霧吹きで湿気を与えて乾燥させるだけでウールの回復力によって元の状態に戻るでしょう。

スチームアイロン

自然乾燥させても元に戻せなかったしわやパンツのセンタープレスをつける際には、スチームアイロンを使う方法が有効です。テカリを予防するため、必ず当て布をするのすることを忘れないようにしましょう。

さらに、スチームアイロンは直接かけるだけではなく、浮かせた状態でスチームを活用し、湿気を与えて乾燥させることでシワを伸ばせる可能性もあります。

まとめ

スーツの手入れに必要なグッズを持っていない場合は、最低限3つのアイテムだけでも揃えておくことが大切です。

スーツを長持ちさせるためには、ハンガーにかけたり、当日ついたシワはその日のうちに手入れをするなど、ある程度手間がかかります。しっかりと習慣化することで面倒だと感じることもなくなるでしょう。

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